昭和の初め頃、神道夢想流杖道第25代師範・清水隆次先生が上京され、
警視庁などで杖道の指導にあたられたことから、杖道は全国へと
広まっていきました。
福岡では、清水隆次先生の兄弟弟子である乙藤市蔵先生が杖道を指導され、
その普及に尽力されました。
愛知県では、清水隆次先生より神道夢想流杖免許皆伝(第26代)
を授けられた濱地光一師範が、昭和37年より名古屋市昭和区の一心寺で
指導を始められ、多くの弟子を育てられました。
そして昭和54年、濱地先生と弟子たちにより、
愛知県における杖道の普及と発展を目的として「愛杖会」が結成されました。
昭和60年に濱地先生が亡くなられた後は、濱地先生の兄弟弟子であり、
同じく清水先生より神道夢想流杖免許皆伝(第26代)を授けられた
西岡常夫師範より、長年にわたりご指導をいただきました。
西岡先生は、平成26年2月8日、90歳にて永眠されました。
現在は、濱地光一師範のご子息であり、西岡先生より
神道夢想流杖免許皆伝(第27代)を授けられた濱地光男師範を、
二代目愛杖会会長として、神道夢想流杖道の伝承に努めています。
また、神道夢想流杖道とともに、併伝武術として伝えられてきた
「神道流剣術」「内田流短杖術」「一角流十手術」「一心流鎖鎌術」なども、
併せて伝えています。
現在では、若者から高齢者まで、老若男女を問わず多くの方が杖道の
稽古に励んでいます。
愛杖会では、これまで濱地光一師範、西岡常夫師範が築き、
遺された杖道の精神と技を大切に受け継ぎ、
これからもその伝承と発展に努めてまいります。
名古屋道場は、故・石田博昭師範(第28代)が残された道場です。
現在は、石田師範より免許を受けた上川純一・鈴木裕司(第29代)
の両師範を中心に、神道夢想流杖道の精神と技を受け継ぎ、
日々稽古を続けています。
師範 上川 純一 (写真左)
第29代 神道夢想流免許皆伝